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猫の雑学

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猫の指と爪と肉球の数

普段仲良く過ごしている猫たちの指を数えたことがありますか 肉球をじっくり見たことがあるでしょうか



●指は何本、肉球はいくつ

正解は前足に5本、後ろ足に4本で、合計で18本あります。

爪はというと前足には爪が5本ずつ。
後ろ足の爪は4本ずつで計8本です。

後ろ足の爪が前足より2本少ないのですが、これは木に登る時に必要な前足の親指にあたる狼爪(ろうそう)という部分が退化したためです。

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指と肉球は違う

猫の肉球は前足に6個、後ろ足に5個あります。

全部で22個もあるんです。

意外と多いですね!

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この「狼爪」(ろうそう)という部分は、人間の親指のような機能といえばわかりやすいですね。
まれに後ろ足にも狼爪がある猫もいるそうです。

手根球は、前足のみに存在する肉球です。
「豆状骨」(とうじょうこつ)と呼ばれる小さな骨を守る為にあると言われています。

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ひっそり歩くのに必要

骨太な猫ちゃんは豆状骨も大きく、手根球も大きくなりやすく、逆に骨細な猫だと豆状骨も小さく手根球が目立たないというもののようです。
抜き足差し足にも必要な肉球の一部です。

様々な毛色の猫と肉球の色味にも関係性がありそうですね。
保護猫全員の肉球を集めてみたくなりました。

ところで
人間の赤ちゃんにも指の数が多い多指症が生まれてくる時がありますが、
実は猫にも多指猫がいるのをご存じでしょうか

処はアメリカ東海岸の先端、キーウエスト。
アメリカの文豪・アーネスト・ヘミングウェイが2匹の猫を船乗りから譲り受けました。
その2匹の猫が多指症で6本指だったそうです。

その後ヘミングウェイの死後も多指症の猫は子孫を残し、現在キーウエストにあるヘミングウェイ博物館では約50匹の多指猫が暮らしています。

多指症自体は、先天性の異常で障害でもあるのですが、
北米の東海岸沿い(アメリカ合衆国とカナダ)では割と一般的にみられるようです。
そうなんですね!!

特に船乗りは、多指猫の優れたよじ登る能力と、積み荷へのネズミ被害を抑制する狩猟能力の高さに、船に多指猫をお守りとして乗せていたといいます。

なんか夢とロマンのあるお話です

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