
猫の雑学


猫の産床とは❓



TNR等の活動をしていると、どうしても妊婦猫を保護してしまう時があります。
その場合は、妊婦猫を保護できた場合、出来る限りシェルターかボランティア宅で安全に出産させることになります。

猫の産床は、母親猫が横たわり十分な広さのある暗い場所、を作ると安心して出産に臨めるようです。
簡易的に段ボールなどで作ることが多いです。
出産時に下血をしますので、後日の清掃時にも簡便です。新聞紙やタオル、フリースなど、体温を保護できるような敷物も準備します。



猫は一回の出産で3-5匹程度の赤ちゃんを産むことが多いとされています。
猫の種類によっては1-2匹、
なんとギネス記録はは19匹 ?!とか。
驚くような例もあるようです。
一体どうやってお腹にはいっていたのでしょうか

にゃん2で経験した保護した妊婦猫からの最大頭数が7匹でした。
かなり多かったのではと思います。
自然界でももちろんそうなのですが、出産時がすべて順調というわけではありません。
身体に障害や変形をもって生まれてくるような場合もあります。



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厳しい野外の状況下では、
母親の乳にちゃんとありつけられた仔が
生き残る、
ということになります。

人の目で管理できるシェルターのようなところでも、24時間見張っているわけにもいきません。
うっかり親猫に踏まれていたり、
足がねじ曲がっていて変形していたりと様々なトラブルがあります。
出産を見守るのは、保護猫活動でも極めて慎重な案件です。
また、
兄妹の中でも我先にちゃんと乳にありつける仔に生きるチャンスがあります。
胆力が必要です。生存競争は産まれ出でた瞬間から始まっているのですね。



とてもとても愛おしい出産まもなくの赤にゃんたち。
どんな命でも無事に猫生を全うして安全に成長してほしいと思う気持ちにかわりはありません。


